ソブリンリスクをヘッジする事を考える
投稿日:2011/11/08/投稿者:こんぼうです
長期的に海外為替を取得するということはソブリンリスクと同様のリスク
ソブリンリスクは自国ではない外国の政府や中央銀行、外国の地方公共団体といった外国国家に対する融資におけるリスクのことをさします。
資本主義の考え方からすれば融資をするのは金利で儲けるためで
す。
例えば100万円貸しても100万円+利子分を回収できなさそうな場合は融資をすることはありません。
貸した金が返ってこなければ融資をするのは無意味だからです。
ただ
融資そのものを単なるお金儲けの手段と考えない場合はまた別の話です。
例えば、自国がデフレの場合は金利を下げて企業に融資を積極的に行い、経済を活性化させようとします。
それによっ
て企業が潤えば後々税収となって帰ってくる。
そんな感じなのです。
海外に対する融資の場合もさまざまな目的があります。
その国と現地邦人との関係を円滑にしたり、貿易摩擦
を解消したり、国家間の友好関係を保つためなどさまざまな理由で融資をします。
但し、ソブリンリスクがあるのもまた事実。
企業が倒産したら融資した分が回収できないように、融資をした国
が破綻でもしようものなら、いままで融資した分が回収できなくなってしまうのです。
よって融資をしている国が破綻しそうになったら破綻させないためにさらに融資をする。
そんな悪循環に
なったりしてしまうのです。
近年、ギリシャの財政が破綻の危機という状況に陥りましたが、そうなってしまう国はギリシャだけとも限りません。
そして海外に融資をするということは為替変
動のリスクも受けます。
大まかに言えば返金された時に融資した時点よりも円安なら得ですし、円高なら損をします。
そうした部分もソブリンリスクの部分でしょう。
そしてFX
取引も究極を言ってしまえば「ちょっとした無金利での融資」みたいなものです。
海外の為替を取得するということは、その国が破綻したり、為替レートの変動によるリスクがあるということを忘れてはなり
ません。
特にスワップなどで長期的に海外為替を取得するということはソブリンリスクと同様のリスクがあるということをよく考えておく必要があるのです。
ちなみに外国が破綻したら・・・
なんてことを言っていますが、借金大国の日本だってどうなるかはわかりません。
アメリカにそっぽを向かれるとすぐに破綻してしまう恐れもないとは言えないのです。
自分の資産をどのように
リスクヘッジするか。
今後はそういう部分をしっかり考える必要があるでしょう。
短期的に利益をあげたいならデイトレードでも良いですけど、どっちつかずの取引がFXでは失敗することが多いです。長期で保有しておくつもりなのか短期的に約定していきたいのかはあらかじめ決めてから取引するのが定石のようです。